君のコト、さらっていいですか…?
かくして月曜日。
友ちゃんにはちゃんと伝える。
「莉津、良かったー!」
友ちゃんがかなりホッとしている。
「なんか友ちゃんごめんね?」
「ほんとだよー!」
「私がいくら励ましても元気に
ならなかったんだからー!」
文がピシンと私の背中を叩く。
「それがあったことで愼樹くんと
出会えたんだよね?」
「まーそうなるね」
「じゃあ何かの縁として告白せい!」
友ちゃんがビシリと指を差す。
「ほんと両思いなんだから見てて
ムカムカするっ!」
「両思いなんて決まったわけじゃ…」
「キスもしたんだから!」
文の大声が教室に響く。
「文、マジ恥ずい」
「うん、恥ずい」
友ちゃんにはちゃんと伝える。
「莉津、良かったー!」
友ちゃんがかなりホッとしている。
「なんか友ちゃんごめんね?」
「ほんとだよー!」
「私がいくら励ましても元気に
ならなかったんだからー!」
文がピシンと私の背中を叩く。
「それがあったことで愼樹くんと
出会えたんだよね?」
「まーそうなるね」
「じゃあ何かの縁として告白せい!」
友ちゃんがビシリと指を差す。
「ほんと両思いなんだから見てて
ムカムカするっ!」
「両思いなんて決まったわけじゃ…」
「キスもしたんだから!」
文の大声が教室に響く。
「文、マジ恥ずい」
「うん、恥ずい」