君のコト、さらっていいですか…?
「で、結局行かないんだ」
もう4時近いのにまだ文は学校にいる。
「私一人、てか振られた人間が
行ってもさぁ…」
そう言うと私の顔をジロリ。
「い、行かないからね!?」
「伝えたの?気持ち」
「ううん、伝えない」
「何で、好きなんでしょ!?」
「そ、そうだけど伝えないって
決めたから」
ぱんっ
私の左頬に一瞬激痛がはしり、
ヒリヒリする。
「な、何すんのよ…文!」
もう4時近いのにまだ文は学校にいる。
「私一人、てか振られた人間が
行ってもさぁ…」
そう言うと私の顔をジロリ。
「い、行かないからね!?」
「伝えたの?気持ち」
「ううん、伝えない」
「何で、好きなんでしょ!?」
「そ、そうだけど伝えないって
決めたから」
ぱんっ
私の左頬に一瞬激痛がはしり、
ヒリヒリする。
「な、何すんのよ…文!」