メガネ美少女の恋



1年2組



それがこれから1年間、

つまらない毎日を過ごしてゆくクラス。



ガラッ―――



ドアを開けると、静まりかえる教室。


数秒間、みんなが動かなくなる。



「席って、どこに座ればいいの?」



冷たく、女子にしては少し低い声で、近くにいた女子に聞く。



「とっ、とりあえず、自由席だって。」



少し慌てて、かえしてきた。



「そう。
ありがと。」


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