小悪魔王子


「気にせずどーぞ。」

苺香にとびっきりの笑顔を見せる。

「うっうん?」

苺香はそう言って前を向く。







僕たちはキッチンにやって来た。


苺香、何作るつもりなんだろう?


苺香はピンクのエプロンを付けて手慣れた感じで料理を作ってる。


「エプロン似合ってるね?」


僕は満面の笑みでいってあげる。

どんなリアクションするんだろ?


「お世辞はいいから。」


「.....。」


なーんだ、面白くなぁーい。






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