九条祐輔の恋愛方程式。
「何でお前が居るんだ」

「こっちの台詞だし!」

優月は卒業以来会っていない。
いつも売店のパンをめぐり喧嘩したっけ。

「おい、新入り。
二丁目の酒屋の上で変死体発見。現場に行け」

「はい」

ん?確かそこは…。
俺の実家だ。

まさか何かあったのか?
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