幼なじみとの恋
結衣の自己紹介も終わり女子全員の自己紹介も終わった
緊張が少し解けたのか結衣はほっとした顔になっていた
担任が口を開き今から委員会を決めると言った
俺はとりあえず楽な委員会を選ぶことにした
「保健委員会をしたい人―――」
俺は楽そうだと思い保健委員会に手を挙げるといっせいにクラスの女たちが手を伸ばしはじめた
そのなかでも二人挙げようとはしていなかった
一人は美羽―――
――そしてもう一人は
"結衣"だった