まだ、君を好きなまま。
たった一人の王子様

君は

涙一つ見せず

私をおいて消えてしまった。


やっぱり……

君のお姫様は

私ではなかったんだよね。

きっと君には

もっと素敵なお姫様が

先に待っているんだよね。


そう考えると

涙が止まらくなって

私は思わず頭を抱え込む。


私にとっての王子様は

世界でたった一人の

君だったのに……。

 
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