あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
ほんと、私のSスイッチ 入ったよねーコレ。
どー考えても勇輝とか爽也に見られたら幻滅で終わりじゃん!?
うん。確実!でもこれだけは許せないしね。これも私だ!!
つか、千香何言うのかな…
千香は口を開いた・・
「じゃー先輩って3年の寺島先輩と付き合ってるじゃないですか?それ、私に譲ってくれません?」
ニコニコ・・・
てか、はい!?
「はあ!?何言ってんの?」
西崎キレてるよ。
「んでもって、私が付き合えるようにセッティングしてください。付き合えなかったら百合が黙ってませんよ?」
はあ!?
「ちょ、ふざけんな!!」
「ね?百合!!」
「えっ!?えぇ?…」
「百合ー、私はめちゃめちゃ怖かったんだよ~思いっきり殴られたし。それに西崎先輩って彼氏今13人いますよねー1人ぐらい譲って下さいよ~」
私は混乱してきた。「・・。」
えっ、コレってどうなの? やり方は違うけど、西崎と 同じような・・・
「何勝手に話進めてん…」
千香が先輩を睨む。
「先輩立場分かってんですか?」
「ウッ・・」
「ねっ?百合これくらいいいじゃん。」
三つ目は千香の好きなようにって言ったしな・・・
でもな・・・
「千香、それはやっぱダメ。自分の力で戦いなよ。人の力借りてするもんじゃないよ、恋愛は・・・」
千香は唸る
「ムーッ・・じゃあ、」
「あーもう分かったよ!!譲ればいいんでしょ!?最近浮気疑われてたし、いいよもう!!」
西崎が叫ぶ。
えっ!?いいの?西崎・・
「そうこなくちゃ、先輩!」
ダメだ。頭混乱してきた
「その代わり、こんな事したのみんなに言わないで!二度としないから・・・」
はーっ、そうきたか。
「いいよ。でも次したら容赦なく言うから…」
やっと片付いた?
なんか、もの凄く疲れた。