あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




「つか、やっぱ悔しいわ俺ー…」

再び突っ伏した勇輝。


キスはビックリしたけど
勇輝は私に好かれたいって
思ってくれたんだよね。

素直に嬉しいな・・・



ん?



「勇輝は私が好きな訳?」

勇輝は、は?という顔になる。


「今更、何言ってんの?…俺はこの世でダントツ一番百合が好き。あっ、俺も浮気すると思ってくれてんの!?大丈夫。有り得ねぇし!」


思ってねーしっ///


「違うよっ!」


「何が違うのかな~?」
甘い声。


自分でも何が違うのか
分からない。


「じゃあ、私って可愛い?」

一番聞きたかった事…


「ん~?お前より綺麗で可愛いやつ見たことねえよ。」


勇輝は切り替え早く、私の 首筋にキスをしようと してくる。



ガラッ・・・












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