あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



まさかの
爽也がいた…





勇輝はガタッと席をたつ

「テメェ、百合に近づくなっつったろーが!!」


私は一瞬ビクッとなる


勇輝が爽也に掴みよった ところ…


「は?何言ってんのお前」


と勇輝の手をどけた。

「あ゛ぁ!?」

勇輝キレてるよ~


「奈美?」

私と勇輝と奈美、
3人揃ってめちゃめちゃ
ビックリ!


「はっはい!!」


奈美声裏返ってるし…

「ちょっといいかな?」



「あっはい!!じゃ、百合またね?」

えっ、ちょどーゆうことー!?

とりあえず
「…またね。」

と言う。


勇輝ボーゼン。

奈美と爽也は教室を出て行ってしまった。


「どーゆうことだよ!!あいつ奈美に何かしたら許さねーからなっ」


わ~怒鳴ってるよ…


「多分、大丈夫だよ。」


私はなんとなくそう言った

「百合の多分は当てにならねーからなー」


なっ!?

「ちょっと、ヒドーイ」

「ワリィって。」

笑い合った


ん?
今、思ったけどこれって
一週間ぶりの
2人きりじゃん!
キャー!!


勇輝と目があい
2人して目をそらす。



コレじゃお見合いだよ~っ










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