あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



黒川の顔がスゴい・・・



「マジかよ。振られると思ってなかったし・・・」



おいおい!私がOKするわけなかろう。




「俺、生まれて初めて告った…今まで振ってばっかだったから。振られる心境ってこんなんなんか…。」




つーか、
「黒川が言ったんじゃん。見た目で判断すんの嫌だって!考える事同じだっただけで、まだお互い知ってる事は外見だけ。違う?それじゃ私は黒川を全く好きにはなれないし。もちろん付き合いたくもないよ。」



黒川は絶句している。 まず振られる事はないと思ったんだろーな・・・





これで嫌われて終わりと。

こーゆう奴の『好き』って軽いからなー。私より可愛い子いっぱいいるし、こんなめんどくさい奴とは付き合いたくないでしょ。
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