あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



「んな、そそる声出しちゃって誘ってるわけ?」


そそる?
誘う?
勇輝がそんなキスするから 出ちゃったんじゃん!

「バ~カ。」


私は勇輝にべーっと した。


勇輝は戦闘体制!?

「言うじゃん!じゃ、これは耐えられる?」


「へ?」


言った途端勇輝が 私に襲いかかってくる。


いきなり、キスの雨…。
気持ちいいけど 乱れるの恥ずいよ…

頑張って対抗するぞ!!


「ンッ!!・・・」


勇輝の舌が私の中に 入ってくる。

ヤダ、あつーい!!


勇輝の舌って優しくて 強引でエロい・・・//


「・・フッ・・ンッ・・」

あっ、力が・・・
何も考えれないよ…?

ヤバい、心臓の音 ハンパない!


聞かれたくないんですけどー

「・・ヤッ・・アッ・・」
何とかキスを終わらせよう
と抵抗する私。


勇輝、力強い・・・。 外れてくれない!


どうしたらー? あっ、ダメ。 何も考えれない…


!?
勇輝が離れてくれた!?


勇輝はおでこ同士で コツンと当てて、

「キスに集中しなさい。」
と言った。


何で、命令形なんすか!?


言った途端、またキス。

甘いよ…

意識が…ヤバい。


ん゛ーーっっ!!


ペタン。

私は、膝に力が入らなく なり座り込んだ。

悲しい事に、さっきから ガクガクいってたしね…


意識飛んだら落ちると 思ってたよ/


勇輝が座ってる私の目の 前に視線を合わしてきた


「ど?気持ち良かったろ?」 ニコッと笑顔を作る勇輝。

私はカーッとなりながら

「・・・うん。」
と答える

あー私の正直者ー!!

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