あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



「ほら?」

勇輝がガッシリと私の 腰に手を伸ばす


逃げれない!
どーせ逃げれないだろーけど・・・


私はチュッとキスをした


「んなもんで俺が許すと思ってるわけ?」


思ってませんよー!

「もうっ、見とけよ!」

まさかの私、戦線布告!?
自分でハードル上げんな私~

「期待してま~す」

勇輝が言った途端、私は 勇輝にキス。


自分の舌と、勇輝の舌を 絡み合わせる。

「・・・んっ・・」

勇輝の舌が甘くて

とろける・・・。



唇も柔らかくて、また 落ちちゃうよ私ー///


あんっ!!
主導権が勇輝に変わっちゃった。


深い・・・
長い・・・



ん―――――――っっ


ドサッ。


私は、立てなくなっちゃって勇輝の腕からスルリと床に滑り落ちる。

けど、勇輝の腕が私を 支えてくれた。


「よく出来ましたー」


ニカッと笑う勇輝。
カッコいい…。



「ねぇ、勇輝立てない…」


情けなさすぎなんですけど?私…。



勇輝に助けを求めるなんて


「んー?逆効果でさ、またキスしたら立てんじゃね?」

ケラケラ笑いながら言う。

「もうっ、真剣に言ってるのっ!」


ふざけないでよねー!?


「ハハッ、ワリィって。じゃ、一回やってみよーぜ?」


え゛ー!?

「何言ってんの?やめてって!!もう、勇輝がカッコ良くてそれだけでドキドキなのにこんな事ばっかじゃ、死んじゃうよ私ー//」


はっ!!
また私、余計な事を…


勇輝の笑顔…カッコいい。 じゃない!

なんかヤバいっ!!











< 158 / 310 >

この作品をシェア

pagetop