あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
勇輝の舌が絡みつく
んっとろける…
熱くて、気持ちよくて 感覚が麻痺していく。
「…やっ…んっ」
私は勇輝の胸をドンドンと 叩く
苦しいっ
「はっ…」
勇輝が離れた…?
「んっ…」
すっと勇輝の舌が 私の中に入ってくる
離れる訳がないってね!!
あっ、膝がガクガクしてき た。
力…入ん…ない
「ふぅ。百合にはここまでかなー?」
「やっ!?」
いきなり放されてガッと 崩れ落ちる。
「おっと」
勇輝が支えてくれた…
「ふぁ」
なんて情けない声…
「大丈夫?エロい声出すねー」
エロくない!!
「気持ち良すぎて溶けそー」
はっ!!
何言ってんの、私!?
勇輝は驚いている。
「ヤッベ。続きしたくなってきちゃった」
勇輝がチャラける。
へ?続き?
ぎゅっと抱きしめられる
ん~まだ力入んない。
パチッ
え?
「ね?ここでシよ?」
は!?ちょっ、フック 外れてるし!
てか
「何その慣れた手つき…」
勇輝は笑う
「あっ、妬いちゃった?」
「はー?」
「怒んないでよ、別に慣れてないし。」
うわ~
甘い笑顔で顔を近づけて くる勇輝…
「それより、ねっ?」
「はい。黙れー絶対イヤ!!」
勇輝はプーッと頬を膨らます
「百合に拒否権なんてないんだって…」
あーあ。
勇輝は私の肩を出しながら 呟く
「・・・・・。」
勇輝はピタッと止まる
「何で抵抗しないわけ?」
ちょっと拗ねてる。
可愛いー
「だって、勇輝ほんとにしないでしょ?」
フフって笑う
勇輝はもっと拗ねる
「しねーけどー…」
ブツブツ言いながら私の 制服をキチンと整える