あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



奈美の言葉が理解


できない私達…。



「まっ、私も先輩とあんまりうまくいってないんだから頑張りなっ!!」


えっ、どゆこと?


バンって背中を叩かれる


「…分かりましたー」

言わされた感たっぷり

だけども…。


「まぁ、アドバイスぐらいならしてあげるよ?」


ずっと黙ってた


奈美が喋った。


「お願いします…」

私は素直に

受け入れる。


「私も、聞いてあげるよー?」


ニヤーとした

千香が言う…


「いや、千香はいいデス」

私は千香から

離れながら言う。


「あっ、恋愛の神様の千香に対してなんて事をっ!!」


恋愛…の神?

千香、頭大丈夫かー


「その顔は馬鹿にしてるでしょ!?」


キャー!!


千香と2人で

追いかけっこ…



「私の部屋で暴れないでよー!!」



なんて、よく分かんない

話をしてその日は

帰りました…。



もーみんな意味分かんないよ

恋愛ってそんなモノなの?


てか、勇輝ワガママ…


私の嫌がってる


所見たいだけであんな


事するなんて、ほんと変態。

それでも全然嫌いに


なれない自分が怖い…









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