あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
「なっ////
くるみうるさい!
黒川は~まだ事情が
掴めてないだけだって☆
美姫に付き合ってって
言われる事がどんなに
凄いことか…」
したり顔でそいつは話す
つか、頭イってんじゃね?
今までの扱いが
どんなんか知らんけど
どーせ外見だけだろ?
「どーでもいいし。
ウザイ」
俺は飽き飽きと言った
「あーもうっ!!
黒川に彼女がいるってのは
知ってるし!
でも、あんな暴力女の
どこがいいの?
ちょっと可愛い子ぶってて
さ。あんなんより
私の方が確実に美人だし。
損はないよ?」
「・・・・・・・・。」
「そ・れ・にぃ、
私上手いから満足させて
あげるよ?」
「うぜー。キメェ。
消えろ、カス。」
殺すぞボケ
「何で!?何で私じゃダメな訳?劣ってるとこなんて一つもな…」
ガシャーン
廊下の花瓶が崩れる
「百合の悪口言うんじゃねぇよ。3秒以内に消えろ。じゃねえと殺す」
5人はビクッ
すぐさま居なくなった…
「はぁ。」
俺って百合の事になる
とすぐキレるよなぁ…