あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



…気がつけば

空き教室前に来ていた。


うわ、記憶ねぇ…

これやべーよ。

力無く教室に入る。


百合が座っていた。


「百…」


寝てる!?


スースーと寝ている

マジかよ…。


「何こいつ、寝顔かっわい。」

ほんと百合一筋だな。

俺。


ぐにぐにとほっぺを

いじる。




泣いた跡がある

泣かせたの俺?だよな…

うわ、マジショックー


俺、女心全然分かってねーよ

「ごめんな…?」

耳元で囁きながら

ほっぺにkissをする。


「よいしょっと。」

壁にもたれてる

百合を少しずらして

百合を俺の足で挟む


そして、お腹を抱きしめた


「一生放さねぇ。」


そう、呟いた…














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