あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



「つかさ、俺ら今日サボリじゃなくて欠席なのな。」


えっ?


「そーなの!?」

「ずっとここにいたし?」


わー良かったー…


私はホッとする


「サボリのが印象悪いもんな。」


「ほんとにっ!!」


「クスッ可愛い。」


顔が熱くなる…


「可愛いって言いすぎ。」


顔赤くなるじゃん///


「しゃーねーじゃん。


マジなんだし?」


もーっ!!


照れるの~!!


何で分かんないかな?



「勇輝カッコイい。


カッコイい。


カッコイい。


カッコイい。


カッコイい。


カッコイい……。」



どうだっ☆


「おおっ!?


いいぞ。もっと言えよ?」


大失敗ー


おっかしいなぁ~


「はぃ。いい子いい子。」


頭を撫でられる…


悔しい……!!


ガラガラー



「はい。そこー


校内でイチャイチャしないー」



えっ!?


誰?



勇輝はだるそうに


頭を動かして


振り向き


ギッと扉を睨んだ。



怖っ!!









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