あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
◇デート当日
はい。
ボーッとしてる間に
日曜日になりましたよ?
集合時間は9時…
場所は○△遊園地。
現在、8時30分。
○△遊園地噴水前…
ここで集合予定。
未だ誰も来ず・・・・
みんなマイペースすぎん
でしょ!?
うぅー
暇じゃん…。
うわ、チャッラ!!
目の前には
チャラいヤンキー男が
2人。
まあ、勇輝もチャラいか…
これよりは遥かにマシ
だけどね。
金髪にピアスを付けて、
ダッラダラの服装で
銀のネックレス…。
気持ち悪っ!
勇輝は、
茶髪だけど服装は…
まあまだマシだし。
ピアスも付けるけど、
なんて言うかこう…
あれ?
あんまり変わんない?
…きっ決めは顔だね!!
かっこよさが
違うっつの!!
笑顔は誰でもキュンと
するぐらい可愛いし。
(初めはしなかった
けどもっ!!////)
レベルが違うね。
(↑さり気、自慢。)
「ねぇ、君?」
わぁー!?
ごめんなさいっ!!
ヤンキーはいきなり
私に話しかけてきた。
「なっ何ですか!?」
テンパってるよ~
「可愛いねー俺らと遊ばない?」
なんだ、ナンパか…
聞こえたのかと
思ったし。
「今、彼氏待ちなんでー」
サラッと流そうと
後ろを向いた。
「ふ~ん?
可愛いもんねー。
そりゃ彼氏いるかぁ」
だから何!?
どっか行けよ。
「じゃあさ、俺らが
君への彼氏の『愛』を
試してやるよ。」
へ?
「はい?」