あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



ちょい


頭ん中整理して…と


ドカッ!


ガラガラ……


「ッテェな!!何すんだてめぇコラ!?」


実敦さんを


思いっきり蹴ったら


吹っ飛んで後ろのゴミ箱とかが


一緒に当たって崩れ落ちた

「こっちのセリフですよ?何調子乗って大嘘かましてくれてんすか?」


もうキレた。


「はあ!?てめぇ勇輝の彼女だからって調子のんなよ、関係なくボコるからな?」


ニヤニヤ笑って

すくっと立ち上がる。


「実敦、いい加減にしろよ」


勇輝が私の前に立つ


「どけよ。勇輝!!俺はこいつを殴る」


「ほんとお前はキレると我を忘れるなー。」


「どけっつってんだろーがよ!!」

キレてんじゃ

ねーよ。


怒ってんのはこっち


だっての!


大声を出してるから

爽也たちが

駆けつけてきた。


「何この、面白そうな展開」

爽也はワクワクしてます…


「何してんすか、実敦さん!?」

「っせえ、黙っとけ。」


実敦さんと直人くんの

やり取り。


「はぁー。しゃーねえな」

勇輝は溜め息をつく。


「百合やる?俺がやってもいいけど。」


「???」


直人くんが意味分からん


って顔してる♪


「百合、やっちゃえ」


爽也が言う。


「私、やるよ」


「ん。分かった」


「???」


奈美は面白そうに言う


「百合ー早く終わらしてデートしよ?」


ご要望出ました~


「はいよ。」


まあ、どうせ瞬殺。








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