あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】





心臓止まれ~止まれ~止まれ~!!


ドックンドックン いって、このままじゃ 死んじゃう勢い!!


やめてよもうっ! 苦しくて仕方ない。

私の席は一番後ろだ。 勇輝は後ろから三番目。
フッと斜め前を見ると勇輝がこっちを見ていた。

私が勇輝の言葉で ドキドキしてるのが 分かったみたいで、 もうめちゃくちゃ 嬉しそうな満足顔だ。




何か悔しい・・・。
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