あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



爽也は頭をガシガシ


かいた。





すると、いきなり

ニッと笑って


「マジ完敗。


お前ら絆ふけぇーわ」


なんて言った。


「へぇ!?」


「間抜けな声出すなよな」


クスクス笑われた


え、でもだって


「どこでそんな事思うの?


いつ?私ら普通だったよ」

爽也が納得するような


ことなんてなかったよね?

「にっぶ。」


「ちょっと酷~い」


「だって鈍いし。」


だからって言い方が…


「理由なんていんだよ


俺が納得したら。」


そーかも?


「でも…」


言いかけた時。


「それよりさぁ、


最後だし観覧車いかね?」


観覧車ぁ!?


そりゃ行きたいけど、


「もち2人で。」


やっぱり…ハハ


いいのかな?


でも、これで最後…


「いいよ。」


と言ってしまった


「じゃ、乗ろーぜ☆」


ホイホイと観覧車に


乗る爽也。


「早く」


はいはい、今行きますって


ちょっとドキッて


したり…


うぅ顔が赤くなる。


乗り込んだ私達


意外にも爽也の顔が


真っ赤な夕日みたいだった

「真っ赤じゃん爽也~」


私はからかう。


「っせぇ、お前こそ///」


へへ。


からかってる私も真っ赤


なんて言ってるうちに


頂上につきそうになって

きた。


あと、半分…


勇輝と奈美にバレないか


少し心配


でも楽しい/////


「なぁ百合。


これでワガママは終わり。

キスさせて?////」


「えぇ!?」


うっそぉ!?








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