あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



んでもって次の日


なんとなく百合は


ギクシャクしている。


朝もお腹イタいとか言って


空き教室来なかったし…


俺もなんとなくイラッ


態度に出すぐれぇなら


キスすんなよな。


百合のバーカ!!


まぁ俺は余裕ある男だし…?


↑やせ我慢。


てか、今日言ってくれなかった

らへこむな俺…。


なんだかんだ言って


今日言ってくれるって


思っちゃってるし。


ハァー……


なんて思いながら


今は放課後。


ついに来ちゃったよ!?


俺の家。


共働きだから親いねぇし


邪魔してくる奴も…


あ゛っ。


梨央忘れてた…


俺、なにやってんの!?


充さんの説明しただけじゃん!

うわぁ死にてぇっ!!


うずくまってる俺に


百合はねっ、入ろうよ?


とか言ってくる…。


んで、そんな可愛いんだよ!?

マジでヤるぞ?///


こっちが我慢してるとも


知らねーでこの天然は…。


「はいはい。」


つって家に入る


もうなるようになれ!!だし。

「ここが俺の部屋ー」


「うわぁキレイ!」


そりゃ昨日頑張りましたから?

「何飲みたい?


入れてくるわ」


地味に緊張してきた俺…


百合は部屋を眺めながら


「レモンティーがいいな。


ある?」


って聞いてきた。


「りょーかい。」

まぁ
「何でも適当に


触ってていいよ?」


百合は驚く


「えっいいの?


てか、変なもんないの?」

楽しそうに言う


「探してみ?


あったらやるわ」


んなもんあるわけ


ねーだろが?


「えっ、やった♪


じゃーEXILEのCDとー」

「それは変なもんじゃ


ねぇだろ!?」


「じょーだんっ!」


つってニコニコする百合


油断もすきもねーわ…


こんなんだと、


今日の目的忘れそー!


下に降りてく俺。


ゲッ、梨央…






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