あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】



「えっ!?いやだって


間違ってないでしょ?


勇輝にされたんだし」


「そーだけど…。


別にいいんだ?」


私は頷く。


勇輝がその時ちょっと


笑って見えたんだけど


…気のせいかな。


そして昼休み~


「百合はさ、別に


こんなんハズくない


んだよな」


首筋のマークを


つんと触ってくる


「もぅされるのは


嫌だけどね。」


私はニコニコ笑う


もうすんなよ。って


目で牽制も


「俺さー、前から


思ってたんだけど


俺がしてぇからしてん


のに、無理やりやら


されてるとか言われんの


マジ嫌だったんだよね」

?どーゆう意味?


「ま、百合が


嫌がるかなと思って


みんなの前ではやらな

かったんだけど、百合


平気そうだし?」


!? 「え、やっぱ嫌…」


「訂正とか受け付けねぇ」

私は椅子に座ってたん


だけど、両手で脇ごと


体を持ち上げられて


机に座らされた。


何で机に!!周りのみんな


は私たちに注目している


「ちょ、見られてるし」


「聞こえねーな」


勇輝は抱きしめてきた


人前だって!?注目


されてるのに!


キャーキャーうるさいしー

耳をペロッと舐められる


「んっ…」


目を開けると窓には


耳まで真っ赤になった私が。

ちょ、恥ずかしい!


耳に甘いキスをして、


勇輝の唇は首へと下がり

私の口目指して上ってくる

「っっ!やめ…んっ」


スルリと上手いこと


私のガードを避け、入って

くる勇輝の舌。


「もぅ!やっ」










< 273 / 310 >

この作品をシェア

pagetop