あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
*百合side
さて、
「帰ってきたね?」
「だな。明日から学校
だけど、今日休みだし
どうする?帰って休む?」
えー…うーん…
「今は、勇輝と一緒に
いたいかなっ?//」
「いーけど」
照れてる勇輝の顔は
明後日の方向へ。
可愛っ
あっ!
「じゃあ家行かない?」
「百合の家?」
「うん♪末永く付き合って
いかなきゃでしょ?
私の家族とも(笑)」
「//////あーハズい!」
「あはは」
「ごめんな?俺、先に
充さんに挨拶しに
行ったわ。」
「え、いつ!?」
「4日前ぐらい。」
「何て言いに行ったの?」
ニヤニヤしちゃう私。
「え、百合をもらいます。
って//」
「行動早っ!」
私、その時は別れる気
満々だったよ(笑)
「じゃ、2人で行こ♪
腕とか組んでたら
お兄ちゃん倒れるよ?」
「いや、倒れたらダメだろ」
そーだね(笑)
私の首には、ネックレス
にした指輪が光る。
「お前が離れたいっつっても
離さねぇからな?」
「勇輝こそっ!」
…不安になるのか、
付き合ってからたまに
聞いてくる勇輝のこの
一言。
「百合…さ、俺のこと
好き?///」
いつも意地張って
嫌いなんて言ってたけど
今ならこう言えるね。
「大大大だぁ~い好き」
ずーっと一緒にいようね?
end