あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
「あっ、ごめん!」
奈美は謝る。
「つーかこいついなかったら俺らだけで昼休みだったのに」
私は雪仲を殴った。
バシッ!
思いっきり平手打ち。
「奈美の事悪く言わないで!私、奈美に悪口言う奴大嫌い!昔からの親友なの。文句あんなら自分が出て行ってよ!!」
奈美は気遣う・・。
「百合、いいよー。そんな事しなくても!気持ちだけで嬉しかったからさー」
ははっと笑いながら言う
「私、自分の友達大事にしてくれない人なんて好きになる気ないから。全然、気にしないで?」
強気で言う。