あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
「うっせ。それ以上喋ったら口塞ぐぞ?」
上から目線~!!
「どーぞ、ご勝手に。やれるもんなら・・・ゥン・・」
キスされた!
軽い唇を合わせるキスだけど
「ヤダ・・・」
「えっ!?ヤなのかよ!」
勇輝はショックってる
「・・・ううん。嬉しい」
顔が熱い・・・
「良かった。いつも嫌がるから、嫌かなと思ったし!」
私はギュッと強く
抱きしめる。
「嫌そうに見える?」
上を向いて尋ねる。
「いや…でもさ、百合って俺の事好きなん?」
「ん?大っ嫌い!!」
笑顔で答える。
「嘘。勇輝好き…。」