あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




*勇輝side



百合に好きだと言われたあの日、俺は百合と付き合わなかった。

付き合いたかったけど…

どうしてももっとお互い好きになってから・・・と自分の中の俺が言う。


今までだったらきっと すぐ付き合ってたろーな。


そんな事を思っていると

百合の不満そうな顔が 俺の前にきた。


そりゃ、不満だろーなー
両想いなら付き合って当然だし。


百合は「はーっ」とため息をつくとポケットをゴソゴソと探りだした


なんだ?


「分かった。けどこれは持ってて!」


百合は一枚の紙を俺に渡す




ガサッととじている紙を開く。


そこには、百合から見る 俺の中身が書いてあった


「・・・・・」


「私から見た勇輝!どんな所があってどんな所が好きなんかなって考えたの!!//」


百合は恥ずかしそうに言う


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