あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




俺は嬉しくて言葉に出来なかった。


「・・・・・・。」

黙っていると、百合が
「あくまで私から見た!!だからね。文句なんて言わないでよね。」

顔真っ赤。
いつもの百合に戻っている


「すっげー嬉しい。」

俺はマジで、この瞬間が今までで初めて女にしてもらって嬉しいと感じた時だと思った。


「…かなわねーな…」

「えっ!?」


百合が何?と言いたげに聞く

「いや、…つーか最後省いて一個書き忘れてんぞ!?」


「だから文句なしだっ・・」

百合の言葉に割って入って
俺は言った。


「全部、百合限定だぜ?」



百合はカーッとなる


「なっ///!!?」


俺こいつに出会う為に生まれて来たんだわ。

本気でそー思う。

前よりも百合が好きになる


ぜってー放さねぇ。

やっぱこいつ最高ーの女だわ。







あの日はこんな事を 考えた。








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