東京+ラブクラフト








優しい響きと



ハルトさんの、気遣う様な視線は
ルウちゃんだけにじゃなく
私の方にも運ばれて ――――





ルウちゃんは 寒さに強いのか
「 絶好調!」って、コブシをあげて
ハルトさんの笑いを誘ってる




だけど私は、黙って笑い
首を横に振るしか出来ない



なんか それが精一杯 …










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