東京+ラブクラフト
「 ――…にしたってよ
もっとなんか、あんだろ?!!
ハルトに詫び入れるとか
…… 俺にかかったメイワクなんかはいいさ
逆に今のが前より、静かに暮らせてる…
だけど…
だけど、こんな所に出て来るスキ
あいつにあるんだったら…
――… ミコに一言位… あったって… 」
「 ――― あのね? ユタカ 」
ハルトさんはカチャリと
カップをソーサーに置いた
「 男女がくっついた別れたは
さして興味のある問題じゃないんだ
――― そんな事は、よくある話でしょう?
それがミコだからとか
あまり俺には、関係が無い 」
「 ――… だけど!!! 」
「 ましてやキミが
ミコを好きだという事象は
もっと俺には関係が無い 」
ビクリとするユタカさん
ハルトさんは、キッパリと 言い切る