東京+ラブクラフト
「 懐かしくなっただか何だか知らないけど
平気で遊びに来てた神経が頭に来てね
… まあこっちはこっちの秩序があるんで
今回は、大目に見て欲しいな ハルト 」
「 …俺は関係ないでしょう 」
怪訝な顔して
ケーキ屋さんを見つめるハルトさん
するとケーキ屋さんは肩をすくめ
片手を上げて、謝る
「 だって、バツゲームとか言われて
また半パン状態で
駅前で歩かされたり御免だし
一応、報告
―― ミコちゃんが何か話したいとか
"一発殴ってやりたい!"とかあるなら
今からケイトの所に連れていくよ
どうする? 」