東京+ラブクラフト







わき目も振らず
レジに並ぶ列を抜けて、目的地を探す



「 … 地下か 」






「 ま… まってまって おねえさん!

あのね ルウ 遅いの
あまり早く、はしれないの! 」



「 え…  ―― あ!!




ご、ごめん!!!


――― つか、もう一回 ごめん!!! 」



「 …ぅおおおおおっ?! 」






私はルウちゃんを、肩に引っ担いで
地下への階段を 駆け降りる ――――









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