東京+ラブクラフト
私は ボロボロ 泣いた ―――
「 …だ〜か〜ら〜 泣かないのぉ〜 」
「 だっ だって!!
ミコさん何も悪くないじゃないスか! 」
「 ふふ〜ん
それはそれとして〜
んでも、アタシなりにオシゴト
プロとして頑張ったつもりダヨ?
んでね?
―… ユタカとこの度
付き合うコトになりましたぁ 」
「 ――――― マジすか?! 」
「 マジマジ…さっき、告られちゃった♪ 」
「 おめでとうございます!! 」
「 ありがと♪ 」
「 ―― え… でもそしたら
余計ここ出るコトないんじゃ… 」
「 ん〜ん!ダメダメ
ここはかなり自由だけど
鉄のオキテが三つあって
1、ドラッグには手を出さない!
2、酒、煙草はハタチから!
3、ここをホテル代わりに使うな!
… あらためて言ってみると
当たり前のハナシなのねコレ…
まぁそんなヨユーあったら自立しろって
もっともな条令で〜
―― だから
出て行かなきゃいけないの
いま女子がいないのは、そういう理由〜 」
「 … そ… そうだったんだ… 」