東京+ラブクラフト








「 ――― 待って ミコ 」





「 ん? ナニ? ハルトさん 」





「 これ テーブル


床食いしてると
ルウが面白がって、真似する 」




「 あ、そっか ごめんなさ〜い 」





ミコさんは、舌を出したけど
実は結構反省してるっぽい


ハルトさんから手渡された
折りたたみテーブルを拡げて
私と、自分の間に置いた






「 ハルト ゴメンね 」



もう一回、重ねてミコさんは
床に足を延ばしたハルトさんに
頭を下げて 謝って





ハルトさんは、ニコリと笑う








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