初恋は野球の王子様★




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「はぁ~…。」





夜…私は自分の部屋で、ため息をする。




さっき…、千葉は私に何を言おうとしてたんだろ…。





私…、明らか避けてるような態度とちゃったなぁ……。





「のぞみー!!ちょっといい?」





コンコンと、お母さんが私の部屋のドアをノックする。





「なにー?」





私は、ドアを開けた。





「晃一くん来てるけど、部屋に入れていいよね?」




お母さんはニヤニヤしながら楽しそうに言う。





「えっ!千葉!?」




「無理だって言っといて!今、私宿題してるから。」





とっさに、私は嘘の言い訳をする。






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