初恋は野球の王子様★
歩いてる内に、千葉と私は学校に着いた。
玄関に入り靴を履き替えようとすると……
「あ…あのっ!!千葉先輩…///」
後ろから、可愛い声がした。
振り向くと、そこには顔を真っ赤に染めた、
ふわふわカールの髪型の、可愛い女の子がいた。
「あ…あたし…桜れいなって言います!!
これ…受けってくれませんか?」
スゴく緊張しながら、その桜れいなちゃんは、
千葉に手紙を差し出した。
「えっ…俺に!?」
「…はい///」
千葉は、戸惑いながらも手紙を受け取った。
「ありがとう。」
最後に爽やかな優しい笑顔を魅せた。
可愛い女の子の桜れいなちゃんは、
更に顔を赤くして、パタパタと走って行った。