噴水広場
「ああ、大好きだ」

「じゃあ、いっしょにいて」

「えっ」

 そういうと美智子は僕の方に腕を回し、きつく抱きしめた。

するとだんだん僕の意識がもうろうとしてきた。

何だろうこの感覚は。


その時だった。

「だめ!」

突然背後から声がした。

振り向くとそこには意外な人物が立っていた。
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