君が居た世界が、この世で一番愛した世界だったから。
二つに別れてしまった未来の中で、私の答えが「愛している」だと気付いた時、
同時に私は夜くんに一瞬でも抱いた感情に、繰り返し後悔した。
彼を一瞬でも憎んだ日々。許さないと誓ったあの日。彼が私に与えた愛の形を否定した事。
彼が残したこの命を、消えてしまったあなたが触れる権利は無いと、思っていた時もあった。
夜くん。本当は、触れたかったんでしょう?
あなたの物になろうとしていたこの命。
掴めるはずだった永遠を、手離す覚悟を決めたあの夜の事。
過ぎる毎日の中で、彼の決断を想って泣いた。
あなたが望んだ永遠を否定した私。
けれど、あなたは選んだ。私が望む未来を。
そして、私が居ない未来を。
私が生きていくという事は、あなたが私を失うということ。
同時に私は夜くんに一瞬でも抱いた感情に、繰り返し後悔した。
彼を一瞬でも憎んだ日々。許さないと誓ったあの日。彼が私に与えた愛の形を否定した事。
彼が残したこの命を、消えてしまったあなたが触れる権利は無いと、思っていた時もあった。
夜くん。本当は、触れたかったんでしょう?
あなたの物になろうとしていたこの命。
掴めるはずだった永遠を、手離す覚悟を決めたあの夜の事。
過ぎる毎日の中で、彼の決断を想って泣いた。
あなたが望んだ永遠を否定した私。
けれど、あなたは選んだ。私が望む未来を。
そして、私が居ない未来を。
私が生きていくという事は、あなたが私を失うということ。