君が居た世界が、この世で一番愛した世界だったから。
あなたが居た世界が、こんなにも綺麗だったから、私は明日を生きていける。
だからどうか、愛しい人。
この先何があったって、私はあなたを忘れる事など無いだろう。
あなたもそうであって欲しい。

あなたが覗く最期の日には、あなたが欲した永遠を迎える理由が、どうかこの場所に在りますように。

夜くん、私が歩みたかった半永久は、あなたとじゃなきゃ意味なんか無かったんだよ。
あなたが居なきゃ私のこれまでは、全部、嘘だった。
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