スーパーニート★パラダイス
少女に近づいて多喜也は問う。

よく見ると少女は寝入る直前の子供の様に目が虚ろだった。

「おねがいします……何か、何か食べさせて下さい……。昨日から何も食べてなくて……財布もどこかに落としちゃって……た……体力のげんかいッ」

それだけ言うと、少女はその場で横に倒れた。


「たッ……大変だ!」
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