スーパーニート★パラダイス
「呼吸も脈も熱も異常はありませんでした。けど、万が一の事を考えてやっぱり救急車を呼ぶべきです」

「ぁの……」

布団の上から声がしたので多喜也と咲花は同時にその声の主を見た。

起き上がりはしていないが少女が目を覚ましている。

「すいません……何か食べ物ください……おなか減って、死にそう……」
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