スーパーニート★パラダイス
「わたし、どうしても声優になりたくて。それで都内の声優プロダクションに合格すれば部屋をロハで貸してもらえる“特待生制度”があるって聞いて、どうしてもオーディションを受けてみたいって思ったんです」

「真島さん…」

咲花が小突く。

「何?」

「…ロハって何ですか?」

咲花には意味不明の言語のようで多喜也に通訳を要求する。
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