DARK HERO 処刑人&闇医者
気が付いたら、ソファの上に寝ていた…なぁんて、優しく運んでくれりゃいいのによ…。
最期にみた景色と何ら変わらねぇ、冷たい床の上、それも自分の血溜まりの中で目が覚めた。
リッキーは呑気にテレビを見ている。
「あーしんど…」
「もう起きたのか」
「今度は復活に何秒掛かった?」
俺は上体を起こして問い掛けた。
リッキーは俺に目を向ける事もなくチャンネルを変えている。
「知るか、んなの一々数えねぇよ」
「お前なぁ…」
「あぁ、後お前殺した後に患者きたぞ」
「マジで?殺してないだろうな」
「何かうるせぇから殴って手術室放り込んどいた」
「ちょ、何やってんだよ」
取り敢えず上着を脱いで、椅子に掛けてあった白衣をとった。
着込みつつ地下にある手術室へ向かう。
鉄製の扉を開けると、鼻血を出して気を失っている男が寝転がっていた。
「リッキー…お前、顔面グーかよ…」
本当に容赦ない悪魔だな…。
俺は男を起こす為に水道水をコップに入れ顔面にかけた。
うっすらと、男の目が開く。
「大丈夫か?」
「あ…ぅあ……」
「ガーゼ位はサービスしてやる、立て」
ウチの居候が迷惑かけたな、なんて呟きながら男の鼻の手当てに移った。
最期にみた景色と何ら変わらねぇ、冷たい床の上、それも自分の血溜まりの中で目が覚めた。
リッキーは呑気にテレビを見ている。
「あーしんど…」
「もう起きたのか」
「今度は復活に何秒掛かった?」
俺は上体を起こして問い掛けた。
リッキーは俺に目を向ける事もなくチャンネルを変えている。
「知るか、んなの一々数えねぇよ」
「お前なぁ…」
「あぁ、後お前殺した後に患者きたぞ」
「マジで?殺してないだろうな」
「何かうるせぇから殴って手術室放り込んどいた」
「ちょ、何やってんだよ」
取り敢えず上着を脱いで、椅子に掛けてあった白衣をとった。
着込みつつ地下にある手術室へ向かう。
鉄製の扉を開けると、鼻血を出して気を失っている男が寝転がっていた。
「リッキー…お前、顔面グーかよ…」
本当に容赦ない悪魔だな…。
俺は男を起こす為に水道水をコップに入れ顔面にかけた。
うっすらと、男の目が開く。
「大丈夫か?」
「あ…ぅあ……」
「ガーゼ位はサービスしてやる、立て」
ウチの居候が迷惑かけたな、なんて呟きながら男の鼻の手当てに移った。