sun×sun【完】
桜side
「沖田さん!ちょっと!」
目の前を走る浅葱を捕まえなければ、と
これでもかってほどに全力を出して走る
「あはははっ、」
自分がしてることを何も悪いと思っていないのだろうか…この人は
悪びれる風もなくケラケラ笑いながら目の前を優雅に走っている
笑い事じゃないっての!!
「もう!沖田さん待ってください!!」
なんでこんなことになったんだろ…
頭の中で精一杯考えてるんだけど…
うん、わからない!!
きっと久々の巡察で沖田さんが楽しんでる、
てことだけはなんとなく想像はついた。