sun×sun【完】





「許さない……。
僕が絶対に………!?げほっ」





全ての言葉を言い終わる前に、
言葉の代わりに沖田さんの口からは多量の血が吐き出た。



「沖田さん!!」



駆け寄って伸ばした手がパシリと払われる。


「絶対に…げほっ…そいつら殺してやる……
僕がっ……殺して……げほげほっ!!」





「総司さん!!」




椿さんが伸ばした手も、私と同じように叩き払われた。



「僕のことなんかより…
近藤さんを……ごほっ」







< 31 / 137 >

この作品をシェア

pagetop