sun×sun【完】




「桜、手伝うぜ。これ総司のだろ?」






そんな言葉とともに二つあった風呂敷のうち一つ持ち上げられた。





「あ、左之さん」






左之さんっていつもこうゆう大変な時に手伝ってくれるんだよね


その優しさを改めて有難いな、と思った






「…左之さんが女性にモテるのわかったかも」




うん、小さな気遣いをかかさないところだよね






「な、なんだよ急に!そんなこと言われたら照れるだろーが」








少し頬を赤く染めながらそう言った左之さんに自然と笑みがこぼれる。






「何笑ってんだよ!ほら、早く持っていくぞ!」





そう言ってもう一つの荷物もひょいと軽々しく持ち上げた。



ほら、こういうとこだ







「ふふ、ありがとうございます」























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