sun×sun【完】



「………え?」



私の嫌な予感は見事に的中。



野次馬の中からぞろぞろと六人ほど男がでてきた。


「ちょっ、嘘でしょ!」




あの頃とは違うと言っても、さすがに男を七人も相手できると思うほど自分の力に自惚れてはいない。



「おう、兄ちゃん、さっきの勢いはどうしたんだよ?」



思わず後ろに一歩退いてしまった。



こんなにも野次馬の連中がいるにも関わらず、誰も助けようとはしない。




こうゆう面ではこの時代も現代とは変わらないな、と思う。


他人は他人で自分は自分。




そういつの時代であってもそうゆう人間がいるのは変わらない。









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