sun×sun【完】
沖田総司side
愛しい、と思った。
君が、いる。
それだけで僕の毎日は、突然輝き出す。
縁側に座り、空を見上げる。
あの太陽と同じぐらいに、今の僕の毎日は輝いている。
「っ、げほ!」
僕の気持ちはこんなにも晴れ晴れとしているのに、身体の調子は悪くなってる一方。
わかってるよ、僕に時間がないことぐらい。
わかってるんだよ。
だけど、どうかー………
少しでも多くの時間を、あの子と過ごさせてください。