sun×sun【完】
え?
ちょ、ちょっと待ってよ?
え?
わけがわからなかった。
なんだか顔がどんどんと熱くなった。
「えっ?さ、桜ちゃん!?」
もう、本当に何がなんだかわからなくて。
だけど心は驚くほどに嬉しさで満ち溢れていた。
「沖田さん、なんか顔が赤いですよ?」
君のせいだってば!!
もう、止められそうにない。
気持ちが爆発しそうで、それをどうにかして落ち着かせようとする。
「沖田さん、私今まで人を愛することを知りませんでした。
こんな私が言うなんて………」
「ちょ、ちょっと待ってよ!!!」
僕は慌てて桜ちゃんの言葉を止めに入った。