sun×sun【完】



え?


ちょ、ちょっと待ってよ?

え?

わけがわからなかった。



なんだか顔がどんどんと熱くなった。


「えっ?さ、桜ちゃん!?」



もう、本当に何がなんだかわからなくて。


だけど心は驚くほどに嬉しさで満ち溢れていた。





「沖田さん、なんか顔が赤いですよ?」



君のせいだってば!!






もう、止められそうにない。


気持ちが爆発しそうで、それをどうにかして落ち着かせようとする。




「沖田さん、私今まで人を愛することを知りませんでした。
こんな私が言うなんて………」



「ちょ、ちょっと待ってよ!!!」








僕は慌てて桜ちゃんの言葉を止めに入った。








< 69 / 137 >

この作品をシェア

pagetop